Jazzの歴史について

Jazzの始まり(1920's~1940's)

ジャズは西洋音楽とアフリカ音楽の組み合わせにより発展した音楽である。

ニューオーリンズが発祥の地とされており、現在でもその語源ははっきりしていない。

初期のジャズは、マーチングバンドと20世紀初頭に流行した

ダンス音楽に影響を受けていた。

ジャズが普及していった理由は、ラジオが1920年代末には、

かなり多くの家庭に普及し、楽譜を売っていた音楽業界も蓄音機の発明によりレコード産業へと発展していったことが大きかった。

1930年代には、ソロ演奏がそれまで以上に重要視されるようになり、ソロを際だたせる手法の一つとして、小編成バンドが規模拡大してビッグ・バンドスタイルによる

スウィング・ジャズが確立されるようになった。

1940年代初頭には、ビバップに傾倒するミュージシャンも増えていくが、1942年8月から1943年秋にかけてアメリカで大規模なレコーディング・ストライキがあったため初期ビバップの録音はわずかしか残されていない。

map

1950's~1970's

全盛期の流れはありつつも

よりメロディアスで抒情的なクールジャズ(Cool Jazz)に変わっていく。

アフリカ的要素を取り込んだハードバップ(Hard Bop)が入ってくる。

自由度の高い即興に挑むアヴァンギャルドジャズ(Free Jazz)といった、多様な“モダンジャズ”の時代へ突入していく。

始まり

新しい時代に生まれ変わる...(1980's~現在)

1980年代に入ると若いミュージシャンがヒップ・ホップとジャズを

結びつけた試みを開始する。

そこから始まって、ロンドンを中心に巻き起こったのが

“ジャズで踊ろう”のムーヴメントである。

1990年代になると、古いジャズの音楽をリミックスしたり、新たにリズムを加えたりするクラブ・ジャズが注目を集めるようになった。

そして最近では、ジャム・バンドと呼ばれる即興性を重視し、なおかつダンス・ミュージックにも適した音楽がクラバーたちの間で評判を博している。

21世紀に入ってジャズはさらに多角的な方向に向かうようになった。

そしてこの先も、ぼくたちの想像がつかない形で楽しませてくれるに違いないであろう。

中間

Kawashi

スライドショー(slick)